■カレー遠征2024新春・西インド&タイ王国 編(ムンバイ、ゴア、バンコク)■もくじ
「地震とイミズスタンと旅人の私」
私は2023年12月30日から出発して、インドの西海岸に面したムンバイ、ゴアとタイ王国(バンコク)を取材旅行し、2024年1月10日の夕方に自宅に戻りました。
今回の旅では、元日の午後、ムンバイに到着した瞬間に「能登半島沖でM7.6の大地震(最大震度7)」が発生し、射水市でも震度5強の揺れとそれに伴う断水や倒壊などの多数の被害があったことを知りました。(→令和6年能登半島地震と命名)
遠い場所にいるため詳しい状況がわからず、強い不安と焦りにやきもきしながらの波乱の幕開けです。
自分の家族にすぐに電話したところ、幸い、身体には何も被害はないが、余震が続くので一時的に近くの学校に避難していること、新湊地区は能登地方ほど被害が深刻ではなかったことなどを知りました。そして夜遅くには自宅に戻れたようでした。
長いフライト中に日本の友人たちからも安否を気遣う多くの着信やメールがあり、それに順次返信するとともに、ニュースの続報を通じて被害状況の解像度が上がっていくことで、いかに今回の被害が深刻なものであるかを知るに至りました。心よりお見舞い申し上げます。
また、イミズスタンのカレー店および住民のインド人・パキスタン人を中心とするムスリムの皆さんが、被害に遭われた方方にカレーの炊き出しをされたり、売り上げを被災地義援金として寄付されている情報も耳にしました。これには深く胸を打たれ、頭がさがる思いと同時に強い感謝の念を覚えました。ありがとうございます。
さて、一方の私ですが、少なからず「のんきに旅行なんかしてて良いのか?」という罪悪感も覚えつつ、それでも時間をかけてこのために準備してきたせっかくの機会を無駄にしたくないという情熱とのはざまで心が揺れましたが、初志貫徹して精一杯、現地を取材することにしました。とはいえ、なぜか膝ガクがいつになく激しかった日日でした。
この後、随筆(BLOG)を通してそれらの体験を書き綴っていきたいと思っております。
私にできることを、私なりにしていきます。
是非お読みください。
2024年1月13日
カレー探偵やみちゃん
第1章 旅立ち 編
【01】
第2章 インド・ムンバイ 編
第3章 インド・ゴア 編
第4章 タイ王国・バンコク 編
(※随時更新中!)
