カレー探偵、やみちゃん です。
マレーシア遠征 2022 晩秋
第5章 ペナン島 編
#36 Azeem Cafe
マレーシアの朝は、南インドのティファン(軽食)がおすすめです。
タミル系の人人の、安くて美味しいお店がそこら中にあるので飽きません。
この店は、たまたま宿舎の目の前にあったので、ぶらりと入店してみました。
ビルの1階のテナントで、朝早くから営業中。
なるほど、「ナシカンダール」ですね。
ペナン発祥、タミル系の人人がつくる”合いがけワンプレートカレーライス”とでもいうべきものです。
じっと見ていたら、店のお兄さんが勝手に盛り付けを始めてしまいました。
ちょ、待って!待って!
やみ「ナシカンダールじゃなくて、イドゥリをください。ぼくはティファンが食べたいのです」
(なんだ、そんな軽いもので良いのかよ?
ウチの名物はナシカンダールなんだぜ?)
そんな表情をしながら、イドゥリとチャトニーを盛り付けてくれましたよ。
探偵の食卓。
ずっとヘビィなものばかり食べ続けていたから、これぐらいでちょうど良かったんです。
ナシカンダールも気にはなったし、美味しいとは思うのだけれども。
いま20代、30代の皆さんに言っておきますが、40代を過ぎて50、60と年齢を重ねていくにつれ、食べられる量が激減していきますよ。ぶわ。
注)この随筆の読者の平均年齢は推定50才なので言うまでもないことかもしれませんが。にゃはは。
豪快に手喰い!
イドゥリは、ずっしり系で塩がすこし気になりました。
グリーンチリチャトニーは爽やかな辛さ。
トマトチャトニーはニンニク&しょうがぐいーん。
コピ(珈琲)は、味は濃いけど甘さもすごい!ぶわ。
おまけのベジタブルカレー。
料金は全部で3.4RM(103円)と激安。
とくに美味しいわけではないけれど、普通に腹が満たされて激安、という感じ。
これぞ「ザ・庶民の食堂」という感じのお店でした。
(※ナシカンダールを食べたら感想が変わるかもしれません)
■Azeem Cafe
星3.0
#37 周一族の橋(CHEW JETTY)
食後に有名な見どころの1つを訪れてみました。
ペナン島には桟橋に広がる水上集落に住む中華系の一族がいます。
19世紀に中国からペナン島へと渡ってきた中国系移民が桟橋で暮らし始め、「周一族の橋」「陳一族の橋」「李一族の橋」として、同族が集まり暮らしています。
観光客の見学を積極的に受け入れているのは「周一族の橋」(CHEW JETTY、チュウジェッティ)。
この板の下は海です。
狭い橋の上をバイクが通るよ。
富山県の五箇山にある合掌造りの家には現在でも人が住んでいますが、たいていは観光業を営んでおられるように、ここに住んでいる周さんたちも土産物店で生計を立てているようです。
或るお宅(42番)の玄関。
桟橋はけっこう奥に長く、家もたくさんありました。
ここは広場みたいなスペース。
家は全部、海中に打ち込まれたこのような柱の上に乗っかている状態。
耐震構造には、なってないよね。
おっと、向こう側では住民がチェアーの上でくつろいでいるよ。
・・怖くて落ち着かないやん?
当初は自分たちの土地が無かったから、仕方なしに海上生活を始めたのでしょう。
海が荒れているときはどうなるのでしょう?
不思議でちょっとおっかない場所ですが、ペナン観光では欠かせない場所だと思います。
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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■カレー遠征2022晩秋・マレーシア 編(KL、マラッカ、ペナン)■もくじ
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