カレー探偵、やみちゃんです。
突然ですが、今から約2年以上前に、
『カレー遠征2014晩秋・第二次 北関東 編(伊勢崎・太田・足利・館林)』
と題して3泊4日のカレー遠征(※)をしてきました。
(※主としてカレーを目的として旅をすること)
移動距離 800km。
このままお蔵入りさせるのはもったいない!
もったいないお化けがでちゃう!
やみ猫先生と執事コンビでの初の冒険譚でもあります。
全16回のビッグボリュームで随筆更新していきますので最後までよろしくたのんますちゃ!
★第二次 北関東 編(もくじ)
→http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12226809954.html
今回は第11回目です。
<或る日の足利ハラール>
・外観
「足利ハラールフード」
(栃木県足利市大前町158 )
『帝都24(トゥエンティフォー)編』(※クリックで目次へ)もラストスパートな今日この頃、忘れちゃいないぜ北関東!
この年の前年、2013年に『第一次 北関東カレー遠征』(※クリックで目次へ)をした際にも訪れたものの、レストラン部門は予約貸切で、泣く泣く飲食調査を断念したお店です。
満を持して、1年越しの調査活動ですね。
・店内風景(レストラン部門)
通用口(?)を抜けると、そこには・・・。
ハラール食材の販売がメインと思われる店ですが、まさかの奥の院にレストラン部門あり。
(※ハラール食材販売の詳細は2013年の随筆を参照ください)
閑散として飾りっ気のない空間。
イミズスタン(富山県射水市周辺)にはもう無くなってしまったシャングリラ(理想郷)がそこにはありました。。遠い目。
探偵の食卓。
メニュー表はなく、その日の料理は1種類のみ。
それゆえ、座ると自動的に出てきます。
AOS(=Auto Order System)ですね。
この日は【ブリヤニ】と【タンドリーチキン】のプレート。
それに【マトンカリー】が付属です。
具材はこの1Pのみ。
シャバ系サラサラのカリーです。
辛口!!
豊かになってしまった平成のいまを生きる日本人の私たちにとっては、ややチープ感は否めないかな。。
味は見ての通り、ハラール食材コーナーに売っている材料でサクッと出来るやつです。
料理人はおそらく”販売員”であり、プロの(修行をつんだ)シェフではないと思われます。
レストランナイズされた料理ではなく、彼らが家庭で食べてるような(まかない風の)メシをいただける、という面白さがあるかな。
<おまけ・カレーおくりびと>
・あの店は今・・
足利といえば、2013年に調査した『スリランカ料理・サファイア』という店が素晴らしかったなあ、そう思って再訪したところ、、
ラーメン店に変化していました。。。
ぶわっ。
感激して食べまくった2013年の夏。。
まさかその翌年にこのようなことになろうとは・・
嗚呼、無情。
窓から中を覗いてみれば、あの夏に座った円卓がありました。
カレー・一期一会。
”美味しい店”が必ず流行るわけではないし、逆に、
”行列のできる店”が必ずしも美味しいものを出しているわけでもない。
店側が”ホンモノを追求”してライト層を置き去りにしても、地方都市ではそれを支えるだけのマニア層が足りません。
バランスが難しいですね。
幸い、イミズスタンにはムスリムコミュニティが形成されているため、現地式の味でもビジネスが成立してきました。
また、地方都市にしてはカレー好きなマニア層が多く、(統計は取っていませんが)一つの指標として【ロティ】普及率は人口比で全国トップでしょう。
その恵まれた環境の中で、私たちはこれからも『カレー愛』を叫び続け、さらなる発展を目指そう、そう胸に誓ったのでした。。
(第12回につづく)
***
足利ハラールフード (南アジア料理(その他) / 小俣)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
***
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
※ブログの人気ランキング参加中です。
記事が参考になりましたらポチッとお願いします。
↓ ↓ ↓